ブルース・アイゼンバイエル(Bruce Eisenbeil) プロフィール

"アイゼンバイエルは、巨匠の描くスタイルを超越するサウンドの中で、平凡なフレットボードの束縛を解放している。"
Cadence Magazineより

ブルース・アイゼンバイエル(Bruce Eisenbeil)は、レコーディング、コンサート、民族音楽学研究による現代即興音楽の発展を通して、人生をモダンギターテクニックの進歩に捧げる作曲家、インプロバイザーであり、ギターリストである。

アイゼンバイエルはシカゴで生まれ、ニュージャージー州プレーンフィールドで育った。彼は、4歳でギターを始め、15歳からプロとして演奏活動をはじめた。ほとんどは独学だが、ジョー・パス(Joe Pass)、ホワード・ロバーツ(Howard Roberts)、ジョー・ディオリオ(Joe Diorio)、デニス・サンドール(Dennis Sandole−ジョン・カルトレイン(John Coltrane)とパット・マーティーノ(Pat Martino)の先生 )、ジョージ・ロックバーグ( George Rochberg)を含む素晴らしい先生からも学んだ。

評論家は彼をウエス・モントゴメリ(Wes Montgomery)、ジョー・バス(Joe Pass)、ジャンゴ・レインハルド(Django Reinhardt)、ソニー・シャロック(Sonny Sharrock)、カーティス・メイフィールド(Curtis Mayfield)、ジミー・ヘンドリクス(Jimi Hendrix)、ビリー・バウアー(Billy Bauer)、サーニー・ギャレット(Sarnie Garrett)といったギターリストと比較させるだけでなく、サキソフォン奏者のジョン・コルトレイン(John Coltrane)、オーネット・コールマン(Ornette Coleman)、ピアニストのマッコイ・タイナー(McCoy Tyner)、セシル・テイラー(Cecil Taylor)とも匹敵させている。 彼のアンサンブル曲はArt Ensemble of Chicagoやthe Revolutionary Ensembleとも共通している。

2003年6月6日、アイゼンバイエルはゲーテ・インスティテュート(the Goethe Institute)より招待を受け、ベルリン拠点として活動しているリード奏者 ウィルフ・フックス(Wolfgang Fuchs)と演奏した。ベースはデーモン・スミス(Damon Smith)、ドラムは マイケル・ウィンバーリー(Michael Wimberly)が共演。 コンサートは満席でホール史上初の観客数を動員した。

2003年2月には、CADENCEの特集カバーストーリーはアイゼンバイエルを取り上げた。ライターである V. Lo Conte は多くの時間を割き、アイゼンバイエルのバックグラウンドそして彼が何年にもわたって持ってきた音楽との関係を突き止めている。

最近では、ドラマーのステファン・フリン(Stephen Flinn)やロンドンのベース・プレイヤー、トニー・ウレン(Tony Wren)とレコーディングを行った。彼らのCD『KEEP THE METER RUNNING』はナイン・ウィンズ レーベル(Nine Winds label)から発売されており、極めて熱狂的な批評がでている。

2001年秋発行の 雑誌AVANT (ロンドン)は、アイゼンバイエルの音楽を深く追求している。12の写真とヴィットリオ・ロコンテの3ページにわたるインタビュー記事が掲載された。

2001年10月3日、アイゼンバイエルはギター、トランペット、アルトサックスの新しい作品『QUARTZ』を演奏した。この曲はMeet the Composerより助成金を受賞後、そのコンサートのために書かれたものである。

2001年のVision Festival中 、アイゼンバイエルは伝説のドラマー、ミルフォード・グレーブス(Milford Graves)とthe Knitting Factoryのメインステージで演奏した。また、ジョー・リグビー(Joe Rigby) (ts)、トニー・ラロッコ(Tony Larokko) (as, ss) 、オセイコ・ダンエル・ディアズ(Oseiko DanEL-Diaz) (perc)達ともアンサンブルをした。 コンサートは 大盛況で開放的なグループの即興演奏により満員の会場は総立ちの拍手喝采につつまれた。

2001年2月中、アイゼンバイエルはソロ・ギタリストとしてセシル・テイラー(Cecil Taylor)の40名を超えるのアンサンブルに参加した。これは、アイゼンバイエルが一から企画したイベントで、世界中から画家、詩人、ミュージシャンがNYへ集まり、このアンサンブルに参加した。過密なリハーサルスケジュールがたった3時間のコンサートをソールド・アウトの総立ちコンサートの頂点へ導いた。2001年6月の雑誌JAZZIZの エキサイティングなカバーストーリーはこのイベントを特集している。

2000年2月8・9日、アイゼンバイエルは 共同リードでCIMPのレコーディングセッションを行った。バンドのメンバーとして Michael Attias (as, bs), David Taylor (b tbn), and Jay Rosen (d)が参加した。彼らのCD『OPIUM 』(CIMP 241)は2002年2月にリリースされ、長期にわたる北アメリカでのラジオ放送によりCMJチャートで11位を獲得した。

『OPIUM』は、ケイデンス・ジャズ・マガジン(Cadence Jazz Magazine)の読者と著者による2002年リリースのジャズCDのトップ10に選ばれた。

2000年2月14日、アイゼンバイエルはCD『ASHES』のレコーディングを行った。これは、彼のオリジナル曲とアレンジ曲で、2003年秋にFreedom Jazz Recordsよりリリースさる。このプロジェクトに参加したミュージシャンはデーヴィッド・マレイ(David Murray) (b cl)、マット・マネリ(Matt Maneri) (vln)、ダラル・ロイ(Badal Roy) (tabla)、フェリブ・シャヒッド(Jeribu Shahid) (b)、ボブ・モーゼズ(Bob Moses) (d)、エドガー・ベイトマン(Edgar Bateman) (d)、トッド・マーガサック(Todd Margasak) (cornet)、フェリックス・サナブリア(Felix Sanabria) (perc)、マイケル・ソトコンゴ(Michael Sotolongo) (perc)、マーク・ウエンスタイン(Mark Weinstein) (flt)、アドワード・ローリン(Edward Rollin) (eng hn)、ジョン・クラーク(John Clark )(fr hn)。

アイゼンバイエルはこれまでに多くのミュージシャンとコラボレーションを行ってきた。以下は多くの素晴らしいミュージシャンの一部である:Cecil Taylor, David Murray, Milford Graves, Wolfgang Fuchs, Andrew Cyrille, William Parker, Micheal Manring, Ellery Eskelin, Gregg Bendian, Howard Johnson, Lukas Ligeti, Santi Debriano, Wilbur Morris, Warren Smith, Mark Whitecage, Ramsey Ameen, William Hooker, Roy Campbell Jr., Jason Kao Hwang, Fred Lonberg-Holm, Sabir Mateen, Daniel Carter, Steve Swell, Jackson Krall, India Cooke, Eddie Gale, Christina Wheeler, Edgar Bateman, Todd Margasak, Toshi Makihara, その他多数

"アイゼンバイエル(Eisenbeil)の演奏方法はきわめて彼特有のもので、それは、まるでジャクソン・ポロック(Jackson Pollock)の絵画の音楽版ともいえる。抽象的な透かし細工の模様と、その底流には叙情的な感覚を求める流れに彩られたような音楽である。" ダウンビート・マガジン(Downbeat Magazine)より引用

2000年12月よりアイゼンバイエルは、Net4Music.comというオンライン音楽情報WEBサイトで、ギター演奏の秘訣を紹介するライターとしても活躍している。彼の記事は5ヶ国語に翻訳されている。

2000年11月17日、アイゼンバイエルはニューヨークのWKCRのスタジオでライブ演奏をした。また、 'Constructions Live' ショーでは、ギターリストErnesto Diaz-Infante と Chris Forsythも参加した。この素晴らしい60分のコンサートでは、インタヴューや対談もあった。

J・ブランカ(J. Brunka)(b)、ライアン・ソイアー(Ryan Sawyer (d) )とともに結成しているアイゼンバイエルのCrosscurrent Trioは1998年より活動している。彼らのCD『Mural 』(CIMP 194) は1999年9月にリリースされ、北アメリカで長期にわたりラジオ放送されCMJチャートでピーク時に11位を獲得している。熱狂的な批評がDownbeat, Jazzizと The Wireに掲載された。

1999年8月に、ブルースはサンフランシスコ、モントレー、カーメル、Big Surにあるヘンリーミラー図書館で6つのコンサートを行った。ベイエリアでの演奏活動中、トランペット奏者 エディ・ゲール(Eddie Gale −セシル・テイラー(Cecil Taylor)、ラリー・ヤング(Larry Young)、サン・ラ(Sun Ra)とともにサイドマン)、バイオリニスト インディア・クック(India Cooke)、アーネスト−ディアス・インファンテ)(Ernesto-Diaz Infante)、オルイエミ・トーマス(Oluyemi Thomas)、デーモン・スミス(Damon Smith)、アダム・レーン(Adam Lane)、トム・ヒースレイ(Tom Heasley) 他と共演した。彼はいくつかの新聞で素晴らしい批評を受けた。 すべてのコンサートは活発な観客が会場を満たした。KAZUでは、2時間の特別放送で彼と彼の音楽が特集され、インタヴューとライブ演奏も行った。

アイゼンバイエルのCD『Nine Wings 』(CIMP 144) は1997年にリリースされた。このCDの特徴は、彼の作曲とロブ・ブラウン(Rob Brown (as))、ロウ・グラッシー(Lou Grassi (d))との演奏で表現された革新的なモダンギターである。このCDは北アメリカで広範囲にわたりラジオ放送され、多くの大学のプレイリストトップ10入りを果たし、CMJチャートでピーク時には13位を獲得した。

アイゼンバイエル、ブラウン、ガラッシーは、NineWings の後援を受け、10都市をツアーし、熱心な観客を喜ばせた。ブルース・トリオと他のアンサンブルは、Texaco New York Jazz Festival, CMJ Music Conference, Buffalo Interprov Festival, Philadelphia Mellon Jazz Festival, Trenton Avant-garde Festival, Philadelphia Fringe Festivalで演奏した。

ブルース・アイゼンバイエルとその音楽についてはAVANT (ロンドン), Coast Weekly, Staten Island Advance, La Salle Collegian, Hunterdon County Democratに特集されている。

各メディアでも熱烈な批評が飛び交っている。以下は紹介されたメディア一覧−Downbeat, JazzTimes, Jazziz, Signal To Noise, Coda, Village Voice, Chicago Reader, Time Out NY, San Francisco Weekly, Hi-Fi News and Record Review, Your Flesh, Philadelphia Inquirer, The Austin Chronicle, The Buffalo Artvoice, Cadence, AFIM Music Mix, Halana, Outside Philadelphia City Paper

アイゼンバイエルの音楽はヨーロッパでも注目されており、The Penguin Guide to Jazz on CD (イギリス), The Wire (イギリス), ImproJazz (フランス), Art & Culture Magazine (ベルギー), Jazz Magazine (フランス), Bad Alchemy (ドイツ)に取り上げられている。

アイゼンバイエルは、これまでWKCR (Charlie Homans & Joe Kim - NYC)、WNUR (Joe Germuska - Chicago)、WFMU (Stork - East Orange, NJ)、CJSW (Paula Fayerman - Calgary, Alberta)、CFFF (Chris Tonelli - Peterborough, Ontario)、KAZU (Ernesto Diaz-Infante, Monterey, CA)、WPRB (Wilbo Wright - Princeton, NJ)、 WSUB (Bill Amutis - Stony Brook, NY)より取材を受けてきた。

アイゼンバイエルは、フィラデルフィアの故サキソフォニストJim Stewartと彼の結成35年のアバンギャルド七重奏Kuntuと活動しました。大アンサンブルのためのモダン作曲とともに、アバンギャルドの伝統をさらに発展させつづけている。

ブルースの受賞曲『Maria's Grace』は、1996年リリースの『Philadelphia Jazz Showcase CD Compilation, Vol. I』(後援:Jazz FM, WRTI)に特集されている。アイゼンバイエルは、13人の新出アーティストの一人として、CDのためのオーディションにより何百人の中より選ばれた。『Maria's Grace 』はフィラデルフィア・プレスから素晴らしい批評を受け、一年を通して地元のラジオで放送された。

アイゼンバイエルは全米各地で活動を行っている。彼はR&B(Johnny Stewert 1985-1986)、そしてアシッドジャズグループとの経験も豊富である。1991年 、彼は 3週間活動を行ったブラジルにて、大きな喝采を浴びている。公共ラジオでインタヴューを受け、 いくつかの主要新聞にも取り上げられた。

アイゼンバイエルは音楽的な影響は以下のようなミュージシャンから音楽的な影響を受けている。John Coltrane, Iannis Xenakis, Karlheinz Stockhausen, Bill Dixon, Gyorgy Ligeti, Charlie Parker, Ornette Coleman, Duke Ellington, Cecil Taylor, Elliott Carter, Milton Babitt, Thelonious Monk, Pharoah Sanders, Ravi Shankar, George Rochberg, McCoy Tyner, Morton Feldman, Miles Davis, Wes Montgomery  その他多数。

"アイゼンバイエルは、何十年に一度現れる極めてまれなジャズギター奏者の一人である。"
JazzTimes Magazine

アイゼンバイエルは、長い間フェンダー・ギター、メサブギー・アンプ(Mesa Boogie)、ダダリオ(D'Addario)社の弦を愛用している。

詳しい情報はこちらをご覧下さい。: https://www.eisenbeil.com



BRUCE EISENBEIL
230 East 48th St Apt 6F
New York, NY 10017-1513
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Email: eisenbeil@aol.com
Website: www.eisenbeil.com